IBM Bob 活用ガイド
このガイドでは、LAB1-3で学んだ基本操作を振り返り、実務での応用方法と参考リソースを提供します。
1. 応用機能
1.1 Agent.md - AIエージェントのカスタマイズ
プロジェクトルートに Agent.md ファイルを作成することで、Bobの振る舞いをカスタマイズできます。
IBM Bob向けのルールやガイドラインを定義した例:

1.2 カスタムコマンド
頻繁に使用するプロンプトをカスタムコマンドとして登録できます。
よく使うmd修正用のプロンプトをショートカットとして登録した例:

1.3 Promptブラッシュアップ機能
曖昧なプロンプトを入力すると、Bobがより具体的なプロンプトに改善してくれます。
曖昧なプロンプトを具体的に改善する例:

1.4 Literal Coding
ファイル全体ではなく、特定の行や領域だけを修正できます。大規模なファイルでも効率的に編集可能です。
特定の行の範囲(画像は日付箇所)だけを効率的に編集する例:

2. 想定ユースケース
2.1 開発シーン別の活用例
新規機能開発
推奨モード: Plan → Code プロンプト例: 「ユーザー認証機能を実装して。JWTトークンを使用し、リフレッシュトークンもサポートしてください」
Bobができること:
- 設計から実装、テストまでを一貫して支援
- ベストプラクティスに基づいたコード生成
ドキュメント作成・更新
推奨モード: Ask プロンプト例: 「このCOBOLプログラムのビジネスロジックをドキュメント化してください」 Bobができること:
- コードから仕様書を自動生成
- API仕様書、README、設計書の作成
- Java/Jakarta、COBOL/RPG/IBM i対応
- メインフレーム(Z/Power)のリモートSSH開発
- 段階的な近代化支援
DevSecOps統合
推奨モード: Code(/reviewコマンド)
プロンプト例: /review (LAB3で体験)
Bobができること:
- Semgrep統合によるIDE内SAST
- インテリジェントなシークレット検出
- 修正案の自動提示
- PRポリシーの自動強制
2.2 役割別の活用例
| 役割 | 主な用途 |
|---|---|
| 初学者エンジニア | エラー解説、段階的な実装支援 |
| オンボーディング中の開発者 | レガシーシステムの理解、学習曲線の短縮 |
| エンジニア | 定型作業の自動化、リファクタリング |
| データサイエンティスト | 分析ダッシュボード作成、データパイプライン構築 |
| DevOpsエンジニア | CI/CD統合、インフラコード理解 |
| セキュリティエンジニア | 脆弱性修正、コンプライアンス強制 |
| プロジェクトマネージャー | 技術仕様書作成、要件定義の支援 |
3. 参考サイト・リソース
3.1 公式リソース
IBM Bob公式ドキュメント
- URL: https://pages.github.ibm.com/code-assistant/bob-docs/
30日間無料トライアル
- URL: https://bob.ibm.com/trial
IBM Bobを活用して、より効率的な開発を実現しましょう!
前へ: LAB3: コードレビューと品質向上 | ホーム: はじめに